心の声を大切に
最近は、少しの時間でも近所の海や公園などの自然や、アートを楽しむ時間を持つようにしています。
作品展の後もご注文頂いた作品を早く仕上げたいとの思いから、休みを取らず制作していたのですが、心は自然の中に行きたかったのだと思います。
1ヶ月前に親指を怪我してしまいました。
仕事中は気をつけているのですが、調理中に。
仕事中の小さな傷は日常茶飯事ですが、絆創膏は仕事の邪魔になるなで、洗ってセロテープを貼っておくだけです。
そうすると、翌日にはすっかり傷口がわからなくなっています。
おススメはしませんが。。
今回は数針縫って、爪の一部も損傷してしまい、益々納期の仕事が気になり、数日制作の手を休めましたが、又無理をしていました。
すると、今度は更に横の指に軽い怪我をしてしまい。
いよいよ自分の心の声を大切にしなければ、と実感しました。
昨日は以前、姪から聞いた小田原の江之浦測候所に突然心のアンテナが立って、お昼過ぎに当日の予約をしてみました。
こちらは予約制ですので、取れなければ今日ではないだろうと思っていたので、思いがけず取れてしまって、かえって慌ててしまいました。
カーナビで調べると我が家から2時間位。
渋滞もしている模様。
小田原なんて車で行った事ないし大丈夫なんだろうか?
と思いつつ、調べる時間も勿体ない、行くしかない!と出掛けました。
小田原といっても熱海から近く、海岸線は気持ち良く運転出来ました。
ここのところ沖縄に気持ちを寄せていたので、近所の海とは違うリゾート感に気持ちもワクワクしてきました。
それで、今日は熱海だったのね?
3時頃に江之浦測候所に到着。
室町時代の鎌倉のお寺の門に迎えられ、わぁ素敵。
こんな感じなのかな?と思いながらエントランスのある建物へ向かうと、ガラス張りの向こうに箱根山が臨める近代的な建築。
屋久杉のテーブル、床、壁も随所にこだわりがあり、石と木、鉄などの融合が素敵でした。
現代美術家、杉本博司さんによる、古代人が大切にしてきた冬至や夏至などの意味と、天空や太陽を現代の人に想起させるような展示でした。
考古遺物はそもそもの場所にあるのが理想だと個人的には思いますが、再び光が当たりアートとして生まれ変わって多くの人の心に触れるのなら、それも素敵な事だと思いました。
そんな事を思いながら竹林で写真を撮ると、太陽の光が真っ直ぐに何かを照らしていました。
パンフレットには載っていないようです。
小さなところにも、暗く見えるところにも、太陽の光が届いているのですね。
冬至の朝に相模湾から昇る朝日の太陽光が、このトンネルから入り、70m先の下の写真の巨石を照らすそうです。
2コメント
2019.03.03 07:02
2019.03.03 06:09